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号外首相、緊急事態宣言へ 新型コロナ
暴虐の傷痕

イラク・IS後 避難民キャンプ報告 希望の明かり探して

 <2018世界子ども救援キャンペーン>

 イラク戦争後の不安定な状況に乗じ、勢力を拡大させていった過激派組織「イスラム国」(IS)は、殺人や拉致などの残虐行為を繰り返し、人々を恐怖に陥れた。イラク軍などとの激しい戦闘では多くの民間人の命が奪われた。一時300万人超が家を追われ、今も約189万人が避難生活を送る。イラク政府の「勝利」宣言から半年以上経過した今年8月、現地に入った。そこには、心や体に刻まれた「傷痕」を抱えながら、懸命に生きる子どもや家族の姿があった。【文・千脇康平、写真・木葉健二】

 広さ6畳ほどのテント内。大好きなジュースの缶を大事そうに抱えた2歳の男の子が、よちよち歩き回っていた。傍らで見守る祖父の顔は、深いしわが刻まれており、とても49歳には見えないほど老けて見えたため、思わず年齢を聞き直してしまった。ファジルと名乗るこの男性は言った。「ダーイシュ(ISの別称)の下での生活は、60年にも70年にも感じた。だから老いて見えるんだ」

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