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サウジ記者失踪

米政権、対応に苦慮

 【ワシントン会川晴之】トランプ米政権は、サウジアラビア人ジャーナリストのカショギ氏が失踪した事件への対応に苦慮している。対イランなどで蜜月関係にあり、巨額の武器購入も約束しているサウジへの過度な批判を避けたい一方、こうした姿勢は、人権問題を重視する米議会からの批判も免れないためだ。

 トランプ氏は昨年5月、大統領就任後の初の海外訪問先にサウジを選ぶなど関係強化を図ってきた。巨額の武器輸出は米国内の雇用拡大につながるほか、敵視するイラン包囲網構築にはアラブ諸国に強い影響力を持つサウジの協力が不可欠なためだ。同盟関係にあるイスラエルに有利な形での中東和平実現も、サウジがカギを握ると見ている。

 このため事件発覚後、トランプ氏はカショギ氏が消息不明になっていることについて「懸念している」とする一方、サウジ批判を慎重に避けてきた。

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