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東京

列車や60年代の風俗ふんだんに「地方私鉄写真展」

営業最終日の遠州鉄道奥山線幸町駅=静岡県で1964年10月31日、風間克美さん撮影
撮影当時のカメラを手にする風間克美さん=東京都新宿区のリコーイメージングスクエア新宿で2018年10月10日、内林克行撮影
金石(かないわ)街道の道路端を走る北陸鉄道金石線=石川県で1964年12月31日、風間克美さん撮影

 東京・西新宿のリコーイメージングスクエア新宿で、写真展「地方私鉄1960年代の回想」が開かれている。同名の写真集の著者、風間克美さん(74)が撮影した当時のモノクロ鉄道写真約40点を展示。列車だけでなく、未舗装の道路を走る車や待合室の人々など、当時の風俗がふんだんに写り込み、貴重な記録写真ともなっている。

     都内で生まれ育った風間さんは、62年の大学入学時に姉に買ってもらった小型カメラを手に、東北から九州まで美しい風土の中を走る地方私鉄沿線を撮り歩いた。特に、夜行列車で宿泊費を節約して朝方目的地に着くと、通勤・通学時の生活感あふれる写真が撮れたという。

     64年の東京五輪の頃から、道路網の整備でクルマ社会が到来。鉄路は次々と廃止されていった。就職後、風間さんは次第に撮影から遠ざかった。2005年の定年退職後、約40年ぶりにネガを見返したところ、写り込んでいた光景が新鮮に見えたという。

     「当時は子供も多く、里山や木造家屋が線路沿いにたくさんあって。それがあっという間に変わっていったのが60年代でした」と風間さんは振り返る。

     写真展は15日まで。入場無料。会場では写真集(上・下、税込み各2800円)も購入できる。問い合わせはリコーイメージングスクエア新宿(050・3534・6371)。【内林克行】

    高校生で活気あふれる朝の南海電鉄和歌山軌道線・東和歌山駅前=和歌山市で1964年7月10日、風間克美さん撮影
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