吉本興業は14日、「サクラ大戦」シリーズの総合プロデューサーを務めた広井王子さんを総合演出に、「少女歌劇団プロジェクト」を始めると発表した。「清く・明るく・麗(うるわ)しく」をテーマに、来春から「和の美意識を体現する少女たち」のライブを、関西に新たにつくる専用劇場から発信する計画だ。
プロジェクトは、11~17歳の女性メンバーを公募し、日舞、茶道、殺陣(たて)、ダンス、歌などのレッスンに励みながら成長していく彼女たちの成長を見守り、応援していくというコンセプト。「ライブエンターテインメントの新しい形を目指す」としている。劇場からはネット同時配信を可能にして、世界への発信を目指す。
記者会見で吉本興業の大崎洋社長は「かつては少女歌劇団があちこちにあり、復活させたいと思っていた」と、プロジェクトのきっかけを説明。「広井さんに会ったのは2カ月前。『ちょっと大阪や京都ブラブラしませんか』と誘い、『大阪で仕事しませんか』とお願いした。翌日からメールで『こんなプランは』『こんなキャラクターは』と、次から次へといただいて、そのスピード、強い思いに押された」という。
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東京本社ウェブ編成センター記者。東京生まれ。早大卒。東京、大阪で、大衆芸能、笑芸、放送などを取材し、芸術選奨選考審査員、文化庁芸術祭審査委員などを務めた。沖縄好きで学生時代から通い、泡盛は糖質ゼロなので大好き。。
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