- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

奈良市は豊かな自然が残る市東部地域で宿泊客を増やすため旅行会社と連携して新たなプロジェクトを始めた。農作業や地域の催しが体験できる地域内の施設を「さとやま民泊」としてPRし、国内外から観光客を呼び込む狙いだ。【中津成美】
市東部地域は、標高200~600メートルのなだらかな地形が広がる大和高原の北部に位置する。田原、柳生、大柳生、東里、狭川、月ケ瀬、都祁の7地区があり、農業が盛んだが、過疎高齢化が課題になっている。
剣術・柳生新陰流で知られる柳生家の菩提(ぼだい)寺・芳徳寺や、仏師・運慶の最初期作「大日如来坐像(ざぞう)」(国宝)が安置される円成寺、大和茶の茶畑、月ケ瀬の梅林など人気の観光スポットが点在している。市東部出張所などによると、宿泊施設が15件しかないことがネックになっていた。
この記事は有料記事です。
残り287文字(全文636文字)