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■カプースチン ピアノ音楽の新たな扉を開く 川上昌裕(かわかみ・まさひろ)さん ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス・2376円
ソナタや組曲といった伝統的な形式にのっとりながら、ジャズやロックの響きがあふれるニコライ・カプースチン氏(1937年生まれ)の音楽は近年、急速にファンを増やしつつある。そんな中、待望の一冊が出版された。
著者は、このロシアの現代作曲家の創作を20年近く紹介してきたピアニスト。「世界初のカプースチン入門書」には、作曲家の人生や音楽の特徴などが分かりやすく解説されている。「弾き方を教えてほしいとの要望が多く、誰か本を書いてくれないかと思っていました。ところが、全く気配がありません。そこで私が筆を執ることになりました」
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