特集

高校野球・秋季大会2021

2021年の秋季高校野球トップページです。

特集一覧

秋季東北地区高校野球大会

県勢、姿消す 羽黒、あと1本出ず /山形

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 第71回秋季東北地区高校野球大会(東北地区高校野球連盟主催、毎日新聞秋田支局など後援)は15日、秋田市のこまちスタジアムとさきがけ八橋球場で準々決勝4試合があり、県大会優勝の酒田南は盛岡大付(岩手1位)に0-7でコールド負け、同準優勝の羽黒は八戸学院光星(青森1位)に2-3で逆転負けした。2回戦で敗れた同3位の山形城北を含め、県勢3校はすべて敗退した。17日の準決勝は古川(宮城2位)-盛岡大付、花巻東(岩手2位)-八戸学院光星。【日高七海、滝沢一誠、北山夏帆】

投打圧倒され

 <こまちスタジアム>

 ▽準々決勝

酒田南

  0000000=0

  4010011=7

盛岡大付(岩手)

 (七回コールド)

 (酒)伊藤海、渡辺-榊原

 (盛)阿部-島上

▽本塁打 小川(盛)

▽三塁打 峰(盛)

▽二塁打 峰、平賀(盛)

 盛岡大付が投打に圧倒した。一回に押し出し二つと小川、島上の適時打で4点を先取し、三回の小川のソロなどで突き放した。先発・阿部は7回4安打無失点。酒田南は先発・伊藤海が4四球で1死しか奪えず降板。打線も二回2死満塁の好機を生かせず沈黙した。

満塁の好機逃す

 <さきがけ八橋球場>

 ▽準々決勝

八戸学院光星(青森)

  000030000=3

  010001000=2

羽黒

 (八)後藤-太山

 (羽)篠田-本田旭

▽本塁打 鈴木(羽)

▽二塁打 近藤、後藤(八)鈴木、日下部(羽)

 八戸学院光星が競り勝った。1点を追う五回2死満塁から武岡、近藤の連続適時打で3点を奪って逆転。先発・後藤は10奪三振で完投した。羽黒は鈴木が二回に先制ソロ、六回にも犠飛で1点差に迫ったが、八回2死満塁など、好機を生かせなかった。

有言実行の2打点

 ○…羽黒の4番・鈴木は二回、スライダーを引っ張り右翼席にソロを運ぶと、2点を追う六回には右犠飛を放った。夏の甲子園は1番打者だったが、新チームでは「次の打者に得点してもらうのではなく、自分が点を挙げること」と意識し、接戦の中で有言実行の2打点。しかしチームは惜敗し、「甲子園常連校の壁を壊すチャンスだったが果たせず残念。(好機に)あと1本が出るか。そういうところに差があった」と振り返った。


 ■球詩

「二刀流」立て直し誓う 酒田南(2年) 伊藤海斗主将

 投打「二刀流」として県大会準決勝で完投勝ちして以来の先発マウンドは、制球が定まらなかった。先頭打者に二塁打を浴びると、4四球を与えるなど押し出し四球二つと内野安打で3点を献上。アウトは犠打でしか奪えず、1死満塁のピンチのまま「ごめん」と渡辺に後を託した。渡辺も適時打を浴び、この回、重い4失点が刻まれた。

 右翼手に回って二回の第1打席こそ右前打を放ったが、その後は遊飛、中飛に倒れた。「自分が試合の流れを崩してしまった」との焦りから、気持ちを立て直せなかった。

 4番打者に主将、時には投手も担う中心選手は「今後は、好機で打てる打者に、九回まで投げられる投手に」と悔しさをこらえ、会場を後にした。【日高七海】

次に読みたい

あわせて読みたい