分子科学国際学術賞

内藤・愛媛大教授が受賞 「地道な作業にヒント」 有機物に伝導性や磁性を与える研究 /愛媛

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「失敗の中にもヒントがあり、試行錯誤は不可欠」と受賞を励みにする愛媛大の内藤俊雄教授=松山市文京町の同大で、松倉展人撮影
「失敗の中にもヒントがあり、試行錯誤は不可欠」と受賞を励みにする愛媛大の内藤俊雄教授=松山市文京町の同大で、松倉展人撮影

 愛媛大大学院の内藤俊雄教授(54)=環境機能科学=が「第3回分子科学国際学術賞」を受賞した。本来は電流が流れず、磁場にも応答しない有機物に紫外線を当てるだけで瞬時に電気伝導性、磁性を示す物質の開発に成功したことが高く評価された。内藤さんは「先入観なしによく調べ、比べ、考えることで予想以上の結果が得られる」と、さらに先駆的な分野へ挑む。【松倉展人】

 受賞研究は「光照射を使った伝導性・磁性制御法の開発」。賞は日本の物理・化学にまたがる研究者を中心に設立した分子科学会が「質的に優れた業績を上げ、国際的に高く評価されている研究者」を2016年度から年1~3人選考しており、今年度は内藤さんがただ一人栄誉を得た。

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