メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

経済観測

金融市場の変動の「意味するもの」=国際公共政策研究センター理事長・田中直毅

 先週10月10日の米ニューヨーク株式市場での株価急落をきっかけに、その「意味するもの」を探る作業が世界的に始まった。2008年の金融危機の発端からちょうど10年、そして世界的な金融大緩和の終わりの始まりと重なり、当然の検証作業といえよう。

 世上次の二つが争点だ。(1)順調に切り上げてきた株価水準の調整に過ぎないのか、それとも世界経済の下方修正見通しを受けた潮目の変化か(2)米国発の保護貿易主義発火が引き起こした企業収益悪化を映し出すのか--。

 以上二つの命題は確かに検討に値する。私が別途提起したい命題は、金融市場の売り物である金融商品の魅力度の構造的下落が、米国の金融引き締めの開始によって資金吸引力の低下として露呈した、というものだ。二つの実態を提示する。

この記事は有料記事です。

残り387文字(全文720文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ORICON NEWS 武田真治、インフルエンザ感染 ミュージカル『パレード』当面休演

  2. お年玉付き年賀はがきの当選番号決まる 賞品引き換えは7月20日まで

  3. 「首相にふさわしい人」河野氏トップ 菅首相は3位に転落 毎日新聞世論調査

  4. 「30%を切ったら危険水域」 菅内閣の支持率大幅低下に政府・与党危機感

  5. 「分断」につけこむロシアの情報戦 小泉悠氏が警告する日本の「甘さ」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです