- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
君津、袖ケ浦、木更津市を貫いて東京湾に注ぐ小櫃(おびつ)川は、3市と富津市の全域、千葉、市原両市の一部の計97万人に水道水を提供する「命の水瓶」だ。3市はこれまで水道水源保護条例で流域と水源地を守ってきたが、その水源地に産業廃棄物最終処分場を大規模に増設する計画を県が8月許可した。これに対し、流域住民らは16日、「水道水源が汚染される」として県に許可撤回を要請。関係自治体の今後の対応が注目される。【上遠野健一】
木更津市にある小櫃川沿いの大寺浄水場と十日市場浄水場から、1日当たり25メートルプール約360杯分に相当する計13万5000トンを取水し、同市、君津、袖ケ浦、富津4市の33万人と千葉、市原両市の一部64万人に水道水を供給している。
この記事は有料記事です。
残り1099文字(全文1423文字)