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論点

核燃料サイクル政策

遠藤哲也・元外交官

 原発の使用済み核燃料からプルトニウムを取り出して再利用する核燃料サイクル政策が行き詰まっている。高速増殖原型炉もんじゅが廃炉となり、通常の原発を利用するプルサーマル発電も進まない。政府は保有するプルトニウムの削減方針を打ち出したが、再処理工場が稼働すれば保有量は増えかねない。日本はどうすべきか。

国策国営で継続すべきだ 遠藤哲也・元外交官 

 原子力の強みは燃料をリサイクルできることだ。使い捨てにするなら、有限の化石燃料を燃やす火力発電と変わらない。太陽光発電など再生可能エネルギーは供給が不安定で、一定の原子力発電は今後も続けた方がいい。原子力を続けるからには、その利点を生かす核燃料サイクルを追求すべきだ。

 日本が核燃料サイクルを政策として取り上げたのは1956年。原子力の平和利用を始める黎明(れいめい)…

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