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将棋

第77期名人戦A級順位戦 三浦弘行九段-広瀬章人八段 第16局の1

広瀬の優しい言葉

 特別対局室に入ると、既に広瀬の姿が下座にあった。記録係を除けば対局場一番乗りだ。私は2番手の入室で広瀬寄りの観戦記者席に座ると、広瀬が少し私の方を向きながら「もう一人の観戦は村瀬さんですよ」と言ってにっこりと笑った。

 対局者席に上座と下座があるように、実は観戦記者が2人つく順位戦の観戦席にも上座と下座がある。年齢が上の観戦記者が上座に座る暗黙の了解事項があるのだが、当日私はもう一人の観戦記者がだれだか知らなかったので、とりあえず下座に着いたのだった。広瀬が言いたかったのは私の方が年上だから上座に座っている方がいいのではないですかという優しい言葉なのだが、まあ観戦記者の立場からすると上座でも下座でもどちら…

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