メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ニッポンの食卓

第4部 誰と食べる?/4 同じ釜の飯で団結力アップ

CRAZYでは、昼食時に社員が集まって一緒に食事をしている=東京都墨田区で2018年10月10日、佐々木順一撮影

 ●健康経営が最優先

 今月半ばの昼時。開放的な空間の広がる食堂に社員が次々と集まってきた。一人一人が手際よくテーブルを並べ、炊飯器や鍋から食事をよそう。今日のメインは芋煮だ。準備が整い、一斉に「手を合わせて、いただきます」。にぎやかな会話が飛び交う。

 オーダーメード挙式を手掛ける「CRAZY」(東京都墨田区)は、福利厚生として自然食のランチを全社員に無料で提供している。主食に発酵玄米と白米を用意し、おかわりは自由。主菜・副菜は野菜と魚が中心だ。「ダイニングチーム」が食材を取り寄せ、丹精込めて作る。念頭に置くのは、多忙な社員の体調を気遣うこと。リーダーの木村佐和子さん(28)は「食事中くらいは季節を感じてもらいたいと、旬の食材をふんだんに使います」とほほ笑む。

 CRAZYは、一定の睡眠時間を確保した社員に報酬を支払う制度を10日から導入するなど「健康経営」に積極的。「その中心にあるのが、このランチ文化」と広報の五来(ごらい)未佑さん(28)。部署をまたぎ、上下関係も取り払って食事をすることで、業務上のアイデアがその場で次々と浮かぶという。プライベートの相談もOKだ。「自然食にこだわった『同じ釜の飯』を食べることで、健康になりつつ人間関係が育まれています…

この記事は有料記事です。

残り1570文字(全文2103文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 新型コロナの影響で旅館が経営破綻 愛知の「冨士見荘」が破産申請 キャンセル相次ぐ

  2. 海からイノシシ、窒息死させて返り討ち 長崎の50代男性に警察官もビックリ

  3. 下船後に新型コロナ陽性続出「事後対応強化している」 菅官房長官会見詳報

  4. 中国、日本に新型コロナの検査キット提供 「ウイルスとの戦いに国境はない」

  5. 声優の後藤淳一さんがバイク事故で死亡 「名探偵コナン」など出演

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです