農福連携

注目 担い手不足の解消→業績好転/障害者の就労確保→症状改善

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生産したシイタケを選別、包装する精神障害者とその様子を見守る関係省庁の担当者ら=さいたま市桜区の「アスタネ」で2018年7月18日、田中泰義撮影
生産したシイタケを選別、包装する精神障害者とその様子を見守る関係省庁の担当者ら=さいたま市桜区の「アスタネ」で2018年7月18日、田中泰義撮影

 農業分野に障害者が就労する「農福連携」が注目されている。農業の担い手不足と障害者の就労機会の確保という双方の課題を解決できる可能性を秘めているためだ。昨年3月、民間が中心となった「全国農福連携推進協議会」、同年7月には都道府県間の連携組織である「農福連携全国都道府県ネットワーク」がそれぞれ発足し、情報共有や相互支援などを進めている。【田中泰義、鈴木直】

 今年7月、全国農福連携推進協議会の呼びかけで、農林水産、厚生労働など関係省庁の担当者約30人が障害者向け事業所「アスタネ」(さいたま市桜区)を視察した。

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