起立性調節障害

「怠け」でなく身体疾患 いじめ背景にも

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河内暁一医師=青森県弘前市内で
河内暁一医師=青森県弘前市内で

 青森市立中2年の葛西りまさん(当時13歳)がいじめ被害を訴えて自殺した問題で、市いじめ防止対策審議会は8月、学校側が組織的に対応できていなかったと報告書で指摘した。りまさんがかかっていた「起立性調節障害(OD)」への対応もその一つ。10代前半に多い病気だが、「怠けている」と誤解されやすく、りまさんがいじめを受ける背景にもなった。小児科医にODの特徴を聞いた。【一宮俊介】

 審議会の報告書や遺族によると、りまさんは2015年6月ごろから頭痛や体のだるさを訴え始め、病院で風邪と診断された。しかし、風邪薬を服用しても改善しなかったため別の病院を受診。15年9月18日に、数カ所目に訪れたクリニックで初めてODと診断された。

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