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都内の納入先が全国最多の250物件 確認急ぐ

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不適切な免震・制振オイルダンパー設置で国交省から指示書を交付され、記者会見するKYBの中島康輔会長兼社長(中央)、カヤバシステムマシナリーの廣門茂喜社長(左)、KYBの小川尋史専務=国交省で2018年10月16日、手塚耕一郎撮影
不適切な免震・制振オイルダンパー設置で国交省から指示書を交付され、記者会見するKYBの中島康輔会長兼社長(中央)、カヤバシステムマシナリーの廣門茂喜社長(左)、KYBの小川尋史専務=国交省で2018年10月16日、手塚耕一郎撮影

 油圧機器メーカーKYB(本社・東京都港区)と子会社が製造した免震・制振装置の性能検査データ改ざん。検査データが改ざんされた免震オイルダンパーは、大正時代の建築で耐震・免震化工事が進む大阪府庁本館でも採用されていた。府は国交省からの情報提供で把握したという。府によると、2013~16年に府庁本館東館で5種類233基の免震装置を使い免震工事を実施。そのうち、1種類12基が子会社のカヤバシステムマシナリー(KSM)のダンパーだった。問題の装置は免震の主力の役割を果たすものではないといい、府の担当者は「直ちに影響を及ぼすものではない」と話した。

 東京スカイツリーもKSMの制振ダンパーを225基使っている。広報担当者によると、スカイツリーは中心を通る鉄筋コンクリート製の「心柱(しんばしら)」と外側の鉄骨が異なる揺れ方をすることで、地震や風による揺れを制御している。ダンパーは心柱と鉄骨をつなぐ部分や商業施設が入る建物に設置されている。担当者は「問題の製品が使われているのか、施工会社を通じて確認中」と話した。

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