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第103回全国高校野球選手権

第103回全国高校野球選手権大会(8月10~29日)の特集サイトです。

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秋季東北地区高校野球大会

盛岡大付、2年ぶり決勝 投打で圧倒 きょう八戸学院光星と /岩手

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 第71回秋季東北地区高校野球大会(東北地区高校野球連盟主催、毎日新聞秋田支局など後援)は17日、秋田市のこまちスタジアムで準決勝2試合があった。県勢は、盛岡大付が古川(宮城)を投打に圧倒して10-0の六回コールドで降し、2年ぶりの決勝進出を決めた。花巻東は八戸学院光星(青森)に序盤で大量リードを許し、終盤追い上げたが3-7で敗れた。初優勝を狙う盛岡大付と八戸学院光星との決勝は18日、同球場で行われる。【日向米華、北山真帆、滝沢一誠】

 <こまちスタジアム>

 ▽準決勝

盛岡大付

  500401=10

  000000=0

古川(宮城)

 (六回コールド)

 盛岡大付が猛打で圧勝した。初回、5番・平賀の走者一掃の左中間三塁打や8番・島上の左中間三塁打などで一挙5得点。四回に2番・佐々木の中越え三塁打や4番・小野寺の左前打などで4点、六回に平賀の左犠飛で1点を加え、試合を決めた。準々決勝に続き先発した左腕・阿部は6回を散発3安打、8奪三振でゼロに抑えた。

5番5打点の活躍

 ○…2試合連続のコールド勝ちを収めた盛岡大付は、5番・平賀(2年)が5打点と中軸の役割を果たした。一回、1死満塁で打席が回ると「1点でも多く打点を」と高めのチェンジアップを振り抜き、打球は左中間へ。一気に3点先取し、打線を勢いづけた。決勝進出に「うれしいが、気を抜かず頑張りたい」と初優勝へ気持ちを引き締めた。

花巻東、序盤失点響く

 <こまちスタジアム>

 ▽準決勝

八戸学院光星(青森)

  005000110=7

  000000120=3

花巻東

 花巻東は序盤の失点が響き及ばなかった。6点を追う七回、1死から6番・酒井が中越え三塁打で出塁し、続く金沢の中前打で初得点。八回には1死二、三塁から敵失で2点を加えて反撃ムードを作ったが、打線がつながらず、あと1本が出なかった。投手陣は、西舘、中森の左右両エースが四死球で崩れ、流れを渡してしまった。


 ■球詩

「もっと強く」飛躍誓う 花巻東(2年) 中村勇真主将

 4点をリードされ追い詰められた九回2死一、三塁。「次につなぐだけ」と無心で振り抜いた打球は、右翼手のグラブに収まった。聖光学院(福島)、仙台育英(宮城)を撃破して迎えた大一番。今夏の甲子園で初戦敗退した先代を超える「飛躍」をテーマに掲げたチームは、最後に粘りを見せられないまま秋に終止符を打った。ベンチ裏に引き揚げると仲間たちと目を真っ赤にした。

 県大会の地区予選前、佐々木洋監督から「やってみないか」と主将に指名された。「自分にできるのか」。春夏と甲子園に導いた前主将の苦悩する姿をそばで見ていただけに、不安を感じながらのスタートだった。指示がうまく伝わらないなど壁にぶつかりながら、前主将のアドバイスも受け、チームのまとまりを作り上げてきた。

 「一人一人が未完成だから、もっと強いチームになるはず。日々の練習から見直していく」。悔しさをぐっとこらえながら、飛躍を誓った。【日向米華】

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