トルコ・イスタンブールのサウジアラビア総領事館でサウジ人記者のジャマル・カショギ氏が殺害された疑惑で、米紙ニューヨーク・タイムズは16日、容疑者と見られる複数の人物がサウジのムハンマド皇太子とつながりがあると報じた。トランプ米大統領は同日、電話で協議したムハンマド氏が事件への関与を「全面否定した」とツイッターに投稿。だが、報道が事実なら今後、サウジ側が予定する発表の信ぴょう性が問われるだけでなく、トランプ政権がサウジ政府を擁護するのも困難になりそうだ。
同紙によると、トルコ当局が容疑者とする15人のうち、1人がムハンマド氏に頻繁に同行し、他の3人は警護担当だったことが目撃情報などから確認された。別の1人はサウジ内務省の高位の法医学者という。
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