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発言

公平性保てぬ英語民間試験=鳥飼玖美子・立教大名誉教授

 大学入試センター試験の後継である大学入学共通テストの英語が、7業者による民間試験に委託されることは深刻な問題をはらんでいる。東京大は、数十万人の受験生が不利益を被らないよう、出願に民間試験を必須としない方針を決めた。

 問題点は数多い。まず、高校の学習指導要領に準拠していない試験を共通テストの代替とすることへの疑念がある。高校の英語教育が民間試験対策に追われ、本来のコミュニケーション能力を目指す教育にならないとの危惧が強い。

 受験回数を重ねればスコアが上がるのは当然なので、経済格差や地域格差が受験生を直撃する不条理もある。採点基準や方法が透明ではない民間試験が信頼性や妥当性の面で適しているのかという懸念も強い。

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