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高校野球・秋季大会2021

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秋季東北地区高校野球大会

光星、5年ぶり優勝 盛岡大付に競り勝つ /青森

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 第71回秋季東北地区高校野球大会(東北地区高校野球連盟主催、毎日新聞秋田支局など後援)は18日、秋田市のこまちスタジアムで決勝が行われた。県勢の八戸学院光星は盛岡大付(岩手)に5-3で競り勝ち、5年ぶり5回目の優勝を果たした。光星は、各地区の秋季大会を制した10チームが集う第49回明治神宮野球大会(11月9日開幕)に出場する。【北山夏帆、高野裕士】

 <こまちスタジアム>

 ▽決勝

八戸学院光星

  200000201=5

  200000100=3

盛岡大付(岩手)

後藤1失点粘投

 八戸学院光星は一回、武岡の2点本塁打で先制。その裏、先発・山田が4連打を浴びて同点とされたが、七回、敵失に乗じて2点を勝ち越した。九回には武岡が駄目押しとなる適時三塁打を中越えに放ち、試合を決めた。エース・後藤は五回途中から登板し、1失点と粘投した。盛岡大付は光星より3安打多い計10安打を放ったが及ばなかった。

祖父母を前に奮闘

 ○…八戸学院光星の1番打者・伊藤は、実家がある大阪府寝屋川市から応援に駆けつけた祖父母を前に奮闘した。1番の仕事は「フルスイングと選球で相手にプレッシャーをかけること」。初回、ファウルで粘って四球を選び、武岡の2ランで生還。九回も中前安打で出塁して、武岡の長打で本塁に還り1点を追加した。「祖父母の目の前で優勝できて良かった」と笑顔。「明治神宮大会でも、もう一度良いプレーを見せたい」と誓った。


 ■熱球録

主将の重圧を克服 八戸学院光星・武岡龍世主将(2年)

 初回、“猛打の光星”を体現する力強い先制本塁打。九回には優勝をたぐり寄せる中越えタイムリーを放ち、主将の責任を果たした。盛岡大付の最後の打者が放ったショートフライを自らのグラブに収めると、マウンドで仲間と抱き合った。

 夏の甲子園でチームをまとめていた長南・前主将に憧れ、自ら名乗りを上げて新チームの主将になった。だが、その思いは東北大会を勝ち進むにつれて空回りしていた。準々決勝は1安打、準決勝は無安打1失策。「頼りになるキャプテンにならなければ」。気負いだけが募る悪循環だった。

 「お前の結果よりチームの勝利が大事。(決勝は)楽しめよ」。重圧を察したのか、長南からLINEでメッセージをもらったのは準決勝の後だ。「チーム全員で戦って決勝まで来た。気持ちを引きずらずに楽にいこう」。経験者の言葉で肩の力を抜くことができた。

 強豪・盛岡大付と繰り広げた接戦。主将としての重圧を克服し、優勝をつかんだ試合を振り返ってこう話した。「安心したというより、楽しかった」。次の目標は「日本一」。「明治神宮大会もチームを鼓舞する一打を放つ」と闘志を燃やした。【北山夏帆】

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