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黒武御神火御殿-三島屋変調百物語六之続

/77 第二話 姑の墓=宮部みゆき 題字・絵 藤枝リュウジ

「うちの母は、あたしにはわかるから大丈夫だと笑っておりました」

「どんな臭さなんでしょうか」

 富次郎の問いかけに、お花は小首をかしげる。

「わたしどもは子供のころから慣れ親しんでおりますし、臭いとも嫌だとも思いませんのでねえ……」

 しばらく考えてから、目を上げた。

「そういえば、こちらに嫁いできてから、こんなことがございました」

 婚家で、女中がうっかりゆで卵を腐らせてしまった。

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