徳島県は15日から、知事の定例記者会見の内容を人工知能(AI)でテキスト化・要約して公開する全国初のシステムを、全ての審議会や協議会に広げて本格導入した。議事録作成に掛かる時間が5分の1程度に減り、職員の作業も大幅に軽減される。昨年10月からの実証実験では、ホームページのアクセス数が2倍以上、満足度が9割超に向上したという。【大坂和也】
システムは、専用マイクで拾った飯泉嘉門知事の声がパソコン上で文節ごとに文字化され、職員が方言や地名など誤変換を修正する。専用サイトで全文がその日に速報版で公開され、利用者が文字量の割合を10~90%の範囲で自由に決めると、AIで瞬時に要約できる。これまでは複数の職員が会見内容を文字に起こし、3~4日後に公開していた。
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