ロシア

プーチン大統領「70年も足踏み」日本と相いれず

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プーチン露大統領=AP
プーチン露大統領=AP

 【モスクワ大前仁】プーチン露大統領は18日、ロシア南部ソチで開かれた有識者との会合で日露の平和条約問題に言及し、「我々は70年間も足踏みをしており、終わりを見渡せない」と述べ、条約締結に先立ち北方領土の帰属解決を求める日本の立場とは相いれないとの考えを示した。また、ロシアが2014年にウクライナ南部クリミアを編入し、日本が経済制裁を科したことについて、日露間で十分な信頼が醸成されていないとの認識も明らかにした。

 プーチン氏は9月に安倍晋三首相が同席した経済会議で、前提条件を抜きにした年内の平和条約締結を提案していた。プーチン氏によると、安倍首相は会議後にロシア側の提案に対し「今の日本では受け入れがたい」と述べ、領土問題を解決してから平和条約を結ぶ立場を繰り返したという。安倍政権は11、12両月に開かれる国際会議の場で、再び日露首脳会談を開きたい意向だが、プーチン氏の発言は日露間の隔たりを改めて示した形だ…

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