メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

「新潮45」問題を考える

「ヘイトの意味 勘違いしていませんか?」 ジャーナリスト・安田浩一さん

安田浩一さん=小国綾子撮影

 「新潮45」休刊問題では、LGBTなど性的少数者を「生産性がない」などと書いた杉田水脈衆院議員の寄稿や、それを擁護する文芸評論家、小川栄太郎さんらの寄稿が、性的少数者に対する「ヘイト」だと批判の声が高まる一方、「表現の自由」が優先されるべきだという意見もあった。ヘイトスピーチに詳しいジャーナリスト、安田浩一さんは「ヘイトとは何か、表現の自由とは何かを今一度、突き詰めて考えるべきだ。ヘイトを、単に『乱暴な言葉で相手を攻撃すること』と勘違いしていませんか?」と問いかける。安田さんの定義する「ヘイト」とは……。【聞き手・統合デジタル取材センター/小国綾子】

 「ヘイト」と「表現の自由」との関係をどう考えるのかは、長らくの僕の課題でした。

 ヘイトスピーチに嫌悪感を示す僕の知人の中でも、特に、新聞記者や雑誌記者たちの多くは「でも表現の自由も大切だから」と言う。その通り。表現の自由の大切さについては、僕も異論はないです。特に、国家権力が言葉や表現を取り締まろうとすることがいかに愚かで許されないことかは、僕も承知しています。

この記事は有料記事です。

残り3818文字(全文4280文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. バンクシー、マスクのネズミも コロナテーマに新作、動画投稿 英地下鉄に

  2. 電脳女将・千鶴さん「早く帰ってきて」 声優が安否気遣う 湯布院の旅館家族不明

  3. 感染者と同席「コロナパーティー」 「無敵」と参加の30歳死亡 「間違いだった」言い残し

  4. 「佐川さんには私の目を見て話をしてほしい」 近畿財務局職員の妻雅子さん

  5. 梨田昌孝さんが見た悪夢 「生きている感覚なかった」コロナとの50日の格闘

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです