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若松孝二とその時代

(11)「止められるか、俺たちを」で難役に挑む 門脇麦さんインタビュー

 東京・テアトル新宿ほかで絶賛公開中の若松プロの新作青春映画「止められるか、俺たちを」をもうご覧になっただろうか。連載企画「若松孝二とその時代」第11回は、本作で難役に挑んだ門脇麦さんのロングインタビューをお届けする。

 スクリーンからほとばしる当時の社会状況や映画に懸ける若者たちの情熱と葛藤……。若松プロに飛び込み、早過ぎる死を迎えた実在の女性助監督をモデルとする主人公「吉積めぐみ」役を演じた若手実力派は、1960、70年代という未知の時代のギャップを乗り越え、演技の醍醐味(だいごみ)を確実に感じたようだ。同時に、観客のターゲットを絞るなど商業主義を前面に出す昨今の映画製作ビジネスとは正反対の作り方についても「もの作りの原点を見ているような気持ちにさせてくれた作品」と振り返った。【鈴木隆】

 --物語の舞台となる60、70年代をどう思いましたか。

 この作品をやる前から、60、70年代に個人的に強い憧れを持っています。今は一生懸命生きていかなくても生きていられる時代ですが、その当時の人の方が生命力やバイタリティーにあふれていて熱量が違う。当時の映画を見ても、エネルギーが計り知れなくて、そういう人が20代の頃ってパワフルでふつふつとした思いがあったのだろうと推測できる。当時への憧れはずっと続いています。あの頃は良かった、というのではなく、今自…

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