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西日本豪雨で決壊した堤防の拡幅工事のため、県は、倉敷市真備町地区の川沿いに住む世帯の一部に立ち退きを求める方針だ。具体的な時期や対象者は固まっていないが、活動休止を決めた自治会があるなど、住民生活に影響が出ている。【林田奈々】
真備町有井の大日(だいにち)団地自治会は今月6日に会合を開き、活動を休止することを決めた。自治会に入る全11世帯は末政川の西岸にあり、堤防の決壊部分に近い。このうち堤防沿いの3世帯が立ち退きの対象になると県から説明を受けた。自治会長の藤原美由紀さん(61)は「小さいけど、だからこそまとまりの良い自治会だった。堤防が強化されると聞き喜んだし、工事はありがたいが、3世帯もいなくなると活動を維…
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