サウジ政府

記者死亡を認める「口論と殴り合いの結果」

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 【カイロ篠田航一】サウジアラビア政府に批判的な米国在住のサウジ人ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏がトルコ・イスタンブールのサウジ総領事館を訪問後に行方不明になった事件で、サウジ検察当局は20日、国営メディアを通じて「カショギ氏が総領事館で死亡した」と公式に認めた。総領事館内で起きた口論と殴り合いの結果で意図的な殺害ではなかったと主張している。当局は関連してサウジ国籍の18人を拘束。サルマン国王(82)は事件に関係したとして王室や政府の高官ら5人を更迭した。

 当初は事件への関与を否定したサウジ当局だが、一転して責任の一端を認めたことで早期の事態収拾を図りたい思惑があるとみられる。だが外交施設内での記者殺害疑惑という前代未聞の事件が国際社会に与えた衝撃は大きく、サウジ政府への批判が高まるのは必至だ。

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