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世界経済・見て歩き

ノルウェー・ヒトラ島 オーシャンファーム1 革命的な「外洋養殖」 油田技術応用、サーモン10倍

北海油田の技術を応用し、世界で初めて外洋でのサーモン養殖を実現したサルマール社の「オーシャンファーム1」=ノルウェー沖で2018年9月11日、加藤明子撮影

 日本とほぼ同じ国土面積に、北海道ほどの約530万人が暮らす北欧のノルウェーは、中国に次ぐ世界2位の水産物輸出国だ。IT(情報技術)などを積極的に取り入れて世界をリードするサーモン養殖の現場を訪ねた。

 「石油産業から水産業に優秀な人材が戻ってきた。以前は『魚くさい』と敬遠されたが、今はクール(カッコイイ)なイメージで、若者にも人気だ」。養殖大手サルマール社の販売ディレクター、ゲイル・バルさん(50)は胸を張る。

 ノルウェー中西部ヒトラ島から船で約1時間。50キロ沖合の海上に巨大なプラットフォームが現れた。昨秋開設した「オーシャンファーム1」(直径110メートル、高さ67メートル)だ。北海油田開発で培った半潜水型掘削機の技術を応用し、水深150メートルの外洋でサーモンの養殖を可能にした。開発を支えたのは石油産業から転じた技術者ら。開発費は約1億ドル(約112億円)で、生産能力は従来の養殖の約10倍の年間最…

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