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ストーリー

陸前高田の漂流ポスト(その2止) 悲しみ癒やすために

漂流ポストに届いた手紙を読むことができる閲覧小屋。森の中の静かな場所に建つ=岩手県陸前高田市で2018年9月26日、小川昌宏撮影

 

 ◆大切な人への手紙、預かり続け

遺族の一歩、後押し

 東日本大震災で中心市街地が壊滅した岩手県陸前高田市では、復興工事の大型ダンプが土煙を上げていた。

 その騒々しさとは対照的に、同じ市内でも太平洋に突き出た広田半島の高台にある慈恩寺は、静寂に包まれていた。半島の南側にある「漂流ポスト3・11」からは車で10分ほどだろうか。避難所にもなったその本堂で9月26日、漂流ポストに届いた手紙の法要があり、設置者の赤川勇治さん(69)、震災遺族で仙台市から訪れた清水和子さん(69)、佐藤せつ子さん(62)の3人が参列した。

 震災で亡くなった人への思いをしたためた手紙を預かる漂流ポスト。清水さんも佐藤さんも、そこに便りを出し続けることで悲しみを癒やしてきた。

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