メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

今週の本棚

岩間陽子・評 『ベルリンは晴れているか』=深緑野分・著

 (筑摩書房・2052円)

綿密な調査による精巧な芸術作品

 こんな本を読んだことがない。題名にベルリンとついていることに引かれて手に取ったけれど、正直最後まで読み通すとは思っていなかった。ヨーロッパを舞台にした日本人作家のミステリーは多い。古い陰影のある街並みは、物語の舞台によく似合う。しかし、読み始めると、街も登場人物も作り物ぽくて、途中で投げ出してしまうことが多い。しかし、本書は読み始めて驚愕(きょうがく)し、一気に読了した。

 ベルリンは私が第二の故郷と愛する街だ。二○代でこの街に暮らし、人生が大きく変わった。嘘(うそ)が書…

この記事は有料記事です。

残り1217文字(全文1483文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「やめて」と制止も被告止まらず 同乗の女性証言 東名あおり事故公判
  2. ORICON NEWS 南海キャンディーズが衝撃のコンビ不仲を初告白 『しくじり先生』復活
  3. 東名事故誘発 あおり公判 「パトカーにも幅寄せ」検察指摘
  4. 東名あおり、石橋被告に懲役18年 危険運転致死傷罪を認める
  5. 注意され「カチンときた」 東名あおり事故、被告人質問

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです