舞台「魔界転生」

映像多用、新感覚の娯楽作 博多座・28日まで開催

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 <日曜カルチャー>

 博多座で開催中の舞台「魔界転生(まかいてんしょう)」(山田風太郎原作、マキノノゾミ脚本、堤幸彦演出)は、島原の乱で敗れながら、死者再生の術(魔界転生)によってよみがえり、幕府滅亡を図る天草四郎の復讐(ふくしゅう)劇。剣豪ぞろいの魔界衆(荒木又右衛門、柳生宗矩(むねのり)、田宮坊太郎、宮本武蔵ら。全員死者)と、柳生十兵衛を頭とする柳生衆が激烈な戦いを繰り広げる。テレビドラマや映画の見せ方を熟知している演出の堤は映像を多用し、新感覚の娯楽作に仕上げている。

 たんなるアクション大作にとどまらず、親子や兄弟(姉弟)の絆、男同士の友情が丹念に描かれているのがポイント。マキノの洗練された脚本と、けれんみたっぷりの堤の演出、熱量の高い演技がぴったりとかみ合っている。

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