メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

がんドクトルの人間学

超高齢社会の死生観=山口建(県立静岡がんセンター総長)

 超高齢社会が訪れた今、自らの生き方や死に方について考える機会が増えています。医療スタッフには、職業柄、病気や死への向き合い方という狭い意味での死生観が求められます。医療スタッフの多くは健康で、病気を経験していませんが、誰に教わるわけでもなく、日々の患者との交流の中で、自分なりの死生観を育んでいます。私自身は、主に進行がん、再発がんの治療を担当していたので、患者の最期をみとる段階で、医師としての死生観に基づき、多くの判断を下してきました。

 例えば、病状が悪化し、死が間近になった患者の診療では、残された時間をどのように過ごし、避けることが…

この記事は有料記事です。

残り1467文字(全文1738文字)

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 校長のセクハラ告発女子生徒、焼き殺される 「自殺に見せかけるよう」校長自身が指示 バングラデシュ
  2. 池袋暴走、ドラレコに音声 87歳男性「あー、どうしたんだろう」同乗の妻の問いに
  3. 池袋暴走現場に花束「人ごとと思えぬ」「いずれ免許返納する」
  4. 許さない 性暴力の現場で/3 親からの虐待 義父の影におびえ続け /群馬
  5. 池袋暴走事故 亡くなった松永さん親族ぼうぜん「だまされているような」

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです