メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

暴虐の傷痕

イラク・IS後 拘束3年のヤジディー少年 8歳、心捕らわれたまま 戦闘員の妻慕い「もう一人の母」

 今年のノーベル平和賞に過激派組織「イスラム国」(IS)による性暴力被害を訴えてきたイラクの女性活動家が選ばれた。今年8月、彼女と同じ宗教的少数派ヤジディー教徒で、3年数カ月もの間、ISに捕らわれた少年をイラクで取材した。両親は消息不明のままだが、少年は、自分を解放してくれたIS戦闘員の妻を「もう一人の母」と慕う。理不尽な人生を背負ってしまった少年。その無垢(むく)な姿に、周囲の大人たちは戸惑いを隠せない。

 少年はエイハム・アザド・イリアスさん(8)。2014年8月3日、ISはイリアスさんの故郷シンジャル地方を襲撃。母やその日生まれたばかりの弟と、約50キロ東の街に車で連れ去られた。怖くてずっと泣いていた。母は産後の痛みで顔をゆがめていた。

この記事は有料記事です。

残り840文字(全文1164文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 声をつないで 「いかに異常か気づいてほしい」中満泉・国連事務次長が海外から見た日本の現状

  2. 三菱UFJ銀行で新型コロナ感染 愛知・江南支店行員、直近の渡航歴なし

  3. 行政ファイル 横浜・炊飯器からネズミ見つかり給食の米飯提供中止 /神奈川

  4. 「1日に5000件処理」韓国が新型コロナを大量検査できる理由とは?

  5. 「支援物資の恩返し」武漢を代表し渋谷でマスク配る かぶり物の中国人女性話題に

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです