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暴虐の傷痕

イラク・IS後 拘束3年のヤジディー少年 8歳、心捕らわれたまま 戦闘員の妻慕い「もう一人の母」

 今年のノーベル平和賞に過激派組織「イスラム国」(IS)による性暴力被害を訴えてきたイラクの女性活動家が選ばれた。今年8月、彼女と同じ宗教的少数派ヤジディー教徒で、3年数カ月もの間、ISに捕らわれた少年をイラクで取材した。両親は消息不明のままだが、少年は、自分を解放してくれたIS戦闘員の妻を「もう一人の母」と慕う。理不尽な人生を背負ってしまった少年。その無垢(むく)な姿に、周囲の大人たちは戸惑いを隠せない。

 少年はエイハム・アザド・イリアスさん(8)。2014年8月3日、ISはイリアスさんの故郷シンジャル地方を襲撃。母やその日生まれたばかりの弟と、約50キロ東の街に車で連れ去られた。怖くてずっと泣いていた。母は産後の痛みで顔をゆがめていた。

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