訃報
ノーベル化学賞受賞、下村脩さん90歳 長崎市内で
毎日新聞
2018/10/21 17:38(最終更新 10/21 21:41)
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生体内で生命現象を担うたんぱく質の動きや働きを知る上で欠かせない「緑色蛍光たんぱく質」(GFP)を発見した功績で、2008年にノーベル化学賞を受賞した米ボストン大名誉教授の下村脩(しもむら・おさむ)さんが19日、長崎市内で老衰のため死去した。90歳。葬儀は近親者のみで営んだ。出身校の長崎大が21日、明らかにした。
1928年、京都府生まれ。51年、長崎医科大付属薬学専門部(現長崎大薬学部)卒。60年に米プリンストン大に研究員としてフルブライト留学した。63年に名古屋大助教授、65年にプリンストン大上席研究員、82年に米ウッズホール海洋生物学研究所上席研究員に就任。01年に米ボストン大名誉教授となった。
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