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蔵書拝見

西村康稔氏/上 デフレ脱却へあらゆるオプション網羅「ポスト・マネタリズムの金融政策」

議員会館事務所で書棚の本を説明する西村康稔官房副長官=丸山博撮影

ロングバージョン

 「目標が(政府も日銀も)両方とも曖昧なんですよ。2%のインフレ率、やってやるという決意がないじゃないですか」。2012年2月10日の衆院予算委員会。野党時代の私は、野田佳彦首相(当時)と白川方明日銀総裁(同)にデフレ脱却で互いに連携するよう迫った。

 当時の日銀は、「望ましい物価水準」について「前年比2%以下のプラスで、中心は1%程度」と表現し、「目標」という言葉すら使っていなかった。私の質問がきっかけとなってか、4日後の2月14日に日銀が追加の金融緩和策を決めた。一気に円安が進み、偶然出くわした自動車会社の役員に「西村さん、バレンタインのプレゼントをありがとう」と言われたのを覚えている。

 当時は自民党財務金融部会長だった。この質問に至るまでに何度もこの本を読んだ。ページの端を折り鉛筆で…

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