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熱血!与良政談

長年、政治の裏側を取材してきた与良正男専門編集委員が、永田町に鋭く斬り込みます。

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熱血!与良政談

司法を隠れみのにする愚=与良正男

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 かつて就任からわずか4日目に辞任した閣僚がいた。1988年暮れ、当時の竹下登内閣で法相に起用された長谷川峻(たかし)氏だ。

 リクルート事件で政界が揺れていた頃。長谷川氏は当初「(リクルート社と)ご縁がないからこうして座っている」と大見えを切ったものの、すぐさま長年同社から献金を受けていた事実が発覚し、「結果的にウソをつくことになった」と陳謝して辞めた。

 事件解明に関わる法相の辞任は当然だった。だが政治家の言葉はあの頃、それだけ重いものだったし、今から考えれば長谷川氏も潔かったと思う。

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