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東日本大震災の遺構として保存される旧門脇小と地域コミュニティーの共存を考える「遺構と地域のこれからを語る会」が22日夜、石巻市の門脇東復興住宅集会所で開かれた。元広島市職員で、広島平和記念資料館長も務めた原田浩さん(79)が「行政と一緒になってどう次の世代につなげるか、ともに考えることが一番必要だ」と講演。住民らも20年後の地域の未来図を語り合った。
原田さんは6歳の時に広島駅で被爆した。原爆ドームの保存の経緯や役割を説明し「私も見たいとは思っていないが、ドームは伝承のよりどころになる。手記や写真などのソフトも含め残すことが大事だ」と強調。参加者には「皆さんの今の尽力が20、30年先につながる」と呼びかけた。
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