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経済観測

毎日新聞経済面に連日連載の経済コラム。経営者や経済評論家らが独自の視点で、経済の今とこれからを展望する。

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百貨店はどこに行くのか=ローカルファースト研究所代表取締役・関幸子

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 筆者が住む東京都三鷹市と近接した府中市の駅前にある伊勢丹が来年9月に閉店するというニュースが流れた。我が家では私と母と娘の女3世代が、それぞれお目当ての店に寄り、食事をし、最後にデパ地下で食料品を購入し帰宅するという休日を楽しんできた。それができなくなると思うと大きな落胆の中にいる。

 三越伊勢丹ホールディングスは、府中店だけでなく、伊勢丹相模原店(神奈川県)、新潟三越(新潟県)の郊外店3店舗を閉店すると発表した。いわゆる郊外店は、ネットや他の商業施設との競争に苦戦を強いられてきたと言われている。423万人を擁する東京多摩地域でさえ、百貨店を持ちきれないのだろうか。

 筆者は地方創生の仕事をしている関係もあり、全国の百貨店をよく利用する。そこで感じるのは百貨店の無個性化であり、どこに行っても同じようなブランドのお店が並んでいることだ。地域らしさを感じられない。消費者の願いは、適正価格で魅力的な商品があり、良好なサービスが受けられる店舗だ。

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