連載

プラスチック危機

安価で丈夫なプラスチックは多くの製品に用いられ、20世紀半ば以降の暮らしを大きく変えた。一方で、2050年までに海に流入するプラスチックごみの総重量が、世界の海に生息する魚の総重量を超えるとの予測もあり、分解されずたまり続ける大量の廃プラスチックの問題が世界で懸念されている。「便利さ」追求の陰で広がる「危機」を現場から考える。

連載一覧

プラスチック危機

8カ国の人の便からプラスチック

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
プラスチック製品の環境負荷削減を訴える人たち=フランス・ストラスブールの欧州議会前で2018年10月23日、ロイター
プラスチック製品の環境負荷削減を訴える人たち=フランス・ストラスブールの欧州議会前で2018年10月23日、ロイター

 【ブリュッセル八田浩輔】ウィーン医科大学などの研究チームは23日、日本を含む8カ国で採取した8人全員の便からマイクロプラスチックが検出されたとの研究結果を発表した。研究チームは「人間の消化器にプラスチックが到達していることを確認した初めての研究」だと指摘。健康への影響を評価するため、大規模な調査を進める必要性を訴えた。

 ウィーンで開催中の国際学会「欧州消化器病週間」で発表した。

この記事は有料記事です。

残り441文字(全文632文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集