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第46回社会人野球日本選手権

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社会人野球日本選手権 大和高田クラブ/3 野球認めてくれる職場 「試合活躍で恩返しを」 /奈良

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2017年末に痛めた右肩のリハビリを続ける大和高田クラブの安部健太投手(右)=大阪府羽曳野市内の病院で、稲生陽撮影
2017年末に痛めた右肩のリハビリを続ける大和高田クラブの安部健太投手(右)=大阪府羽曳野市内の病院で、稲生陽撮影

 大和高田クラブの選手は皆、普通に働きながら練習を続ける社会人だ。選手らは「少しでも試合で活躍し、野球を続けさせてもらっている恩を職場に返したい」と異口同音に話す。

 早朝の橿原市内の食用でんぷん加工工場に、資材を運ぶフォークリフトの音が響く。ヘルメット姿で運転するのは、今春に大和高田クラブに入部した安部健太投手(26)。「重機には触れたこともなかったが、仕事があるだけでありがたい。職場への『恩』を感じます」

 安部投手は今年入部するまで、大阪を拠点とする強豪企業チーム・パナソニックでプレーしていた。中継ぎを任され、右のサイドスローとして都市対抗や日本選手権でも登板。しかし昨年末に肩を故障し、そのまま3年間の契約社員の任期を迎えた。「悔いはあるが、契約期間は最初から決まっていた。前を向いて野球を続ける方法を探すしかなかった」。高田クラブの門をたたき、大和ガス(大和高田市)を介して練習時間を尊重してくれる…

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