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インドネシア地震

沿岸部液状化で津波に JICA調査

 【ジャカルタ武内彩】インドネシア・スラウェシ島中部で9月末にあった大地震・津波で、国際協力機構(JICA)は23日、現地調査の結果、津波は河口付近など地盤の緩い沿岸部で起きた液状化に由来するとの結果を発表した。内陸部でも液状化を確認し、被害のほとんどが液状化に起因する「世界でも例を見ない災害」と指摘した。

     JICAの専門家チームの調査では、沿岸部の広範囲で地盤の液状化が起き、パル川河口付近など5カ所で液状化による津波の痕跡を確認した。海底で土砂が崩落する地滑りが起き、海面が一時的に下がった反動で津波が起きたという。

     国立研究開発法人「港湾空港技術研究所」の佐々真志氏は「液状化による津波は沖合での察知が難しく、到達までの時間も短い」と指摘した。

     また、多くの住民が死亡、行方不明になった内陸部のパル市ペトボ、バラロア両地区やシギ県ジョノオゲ村でも液状化を確認。地下水が長時間にわたり噴出し続けたことで大規模な液状化が起き、地表が流されたとみられる。建物が375メートルにわたって流されたケースもあった。地下水が浅いところにあるため、被害のなかった周辺と比べて地盤が緩いことも分かった。

     JICAはインドネシア政府と復興計画策定に協力することで合意し、17日から3日間、専門家チームを現地に派遣していた。

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