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西日本豪雨でダムの大規模放流後に肱川が氾濫した問題で、国土交通省四国地方整備局は25日、ダムの放流操作などを検証する第3回会合を大洲市内で開いた。ダムの改造事業などに合わせて操作規則を変更し洪水調節機能を拡充する方針を示したが、気象予測に基づいた柔軟なダム操作は「精度の低さや外れた際のリスクがあり困難」と見送った。【中川祐一】
操作規則に過度に縛られない柔軟なダム操作については住民説明会などで検討を求める意見が強く出ていたが、同整備局は流入量とほぼ同量を放流する「異常洪水時防災操作」を現行規則より早い段階で実施した場合を例示。気象予測が外れれば本来回避できたはずの浸水被害が発生し、予測が的中しても早くから浸水被害が発生するため早期の避難が必要と主張。西日本豪雨でも1時間前の予測と実測値に大きな差があったとし、「操作規則…
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