サウジアラビア

記者殺害 「皇太子関与なし」死守 早期収拾図る

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 【カイロ篠田航一】サウジアラビア人記者のジャマル・カショギ氏がトルコ・イスタンブールのサウジ総領事館で死亡した事件について、サウジ検察当局は25日に国営サウジ通信を通じ、初めてカショギ氏の死亡が「計画的だった」ことを認定した。サウジ側は現在、事件現場となったトルコとの合同捜査の形で解明を進めているため、トルコのエルドアン大統領が23日の演説で「計画的な殺人」と明確に断定したことで、これ以上、認めないわけにはいかなくなった模様だ。

 ただ、焦点となっているムハンマド皇太子による事件への関与については両国政府とも一貫して言及していない。一方、既に監視カメラの映像などから皇太子の警護担当者が現場に出入りした状況まで詳細に報じられており、皇太子が「一切関知しない」とする筋書きには無理が生じている。皇太子が苦しい立場に追い込まれる中、サウジが今回、トルコ捜査当局の顔を立てる形でエルドアン大統領の発言を追認した背景には、既に拘束される…

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