発掘調査

飛鳥京跡苑池 「北池」に階段状の護岸

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 奈良県明日香村の天皇の宮殿にあった国内初の本格庭園「飛鳥京跡苑池」(7世紀)の発掘調査で、県立橿原考古学研究所は25日、二つある池のうち「北池」のほぼ全周を確認したと発表した。大きさは東西約36メートル、南北約52メートル。西側には長さ約22メートルと7メートルの二つの階段状の護岸が見つかり、専門家は船着き場や臣下のみそぎの場として利用していた可能性があるとみている。

 橿考研は今年5月から、約2065平方メートルを発掘調査。北池の護岸の多くは垂直に石が積まれていたのに対し、西側の2カ所ではそれぞれ9段と6段の階段状に石が積み上げられていた。飛鳥時代の池で、これほど長い階段状の護岸が見つかるのは初めてという。北池の面積は約1500平方メートル、深さ4メートル以上。

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