米国のINF離脱

欧州はロシア対抗の核配備に慎重

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 【ブリュッセル八田浩輔、ワシントン会川晴之】北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は24日、記者会見で「同盟国が欧州にさらなる核兵器を配備することは予測していない」と述べた。トランプ米政権が中距離核戦力(INF)全廃条約からの離脱をロシアに伝え、新型ミサイル開発を明言する中、ロシアに対抗する核配備に慎重な姿勢を示した。

 旧ソ連は1970年代後半、中距離核ミサイル「SS20」を欧州向けに配備、米国はこれに対抗して「パーシング2」ミサイルを英国や西独(当時)など西欧諸国に配備したことで緊張が激化した。これが引き金となり米ソ両国は削減交渉を開始、87年にINF条約を結んだ。

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