安田さん解放

過去に拘束も、紛争地取材の意義訴え現場へ

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飛行機から降りて笑顔を見せる安田純平さん=成田空港で2018年10月25日午後6時36分、梅村直承撮影
飛行機から降りて笑顔を見せる安田純平さん=成田空港で2018年10月25日午後6時36分、梅村直承撮影

 安田純平さんは信濃毎日新聞(長野県)記者を経てフリージャーナリストになった。中東の紛争地を中心に取材し、著書や講演で報告してきた。

 2004年4月にはイラクで武装勢力に拘束され3日後に解放された。戦闘状態が続き治安が悪化しているとして、外務省が退避勧告を出し、渡航を見合わせるよう呼び掛けていたこともあり「自己責任」と批判された。

 こうした声に対し、安田さんは当時の体験などをまとめた著書「囚われのイラク 混迷の『戦後復興』」(現代人文社)で「本人の意思にかかわらず救出活動をしなければならないのが国家であり、『国家の在り方論』は『自己責任論』という言葉で行うべきものではない」と反論。そして「私は彼らの声を伝えたいと思っているだけだ。武装組織だけでなく、イラクで出会った多くの人々の姿を知ってほしい」と取材への思いを明かしていた…

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