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<ぐるっと兵庫・大阪・京都 学ぶ・育つ・挑む>
侮辱的、自殺の要因に
昨年6月25日、新潟県新発田(しばた)市の市立中学2年の男子生徒が自死しました。経緯や原因を調べていた第三者委員会は今月5日、報告書を市教委に提出しました。
報告書によると、男子生徒は中学1年の夏休み明け以降、関わりのなかった生徒からあだ名で呼ばれ、他のクラスの生徒からもからかわれるようになったそうです。2年になると状況はエスカレートしました。報告書は「自殺の原因はいじめだと推定できる」と結論づけました。
からかいの様子は多くの教職員や生徒たちに目撃されていましたが、「楽しそうに見えた」「嫌がっているように見えなかった」などと見過ごされてきたといいます。男子生徒は担任に「あだ名で呼ばれている」と複数回訴えていましたが、担任は保護者への報告などを行っていませんでした。
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