ヒト臓器

「ブタ」解禁 移植用作製・創薬研究へ 指針改正後、来春にも

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 政府の総合科学技術・イノベーション会議の生命倫理専門調査会は26日、動物とヒトの細胞を混ぜた「動物性集合胚」を動物の子宮に移植して子を産ませ、ヒトの臓器を持つ動物を作る研究を条件付きで認めた。文部科学省がまとめた指針改正案を了承した。改正手続きを経て、来春にも動物の体内でヒトの移植用臓器作りや、ヒト臓器を持つ動物で病気を再現し創薬を目指す研究を解禁する。

 動物性集合胚は、動物の胚(受精卵)にヒトの細胞を注入して作る。ヒトと動物の区別があいまいな生物が生まれる恐れがあり、2000年制定のクローン技術規制法に基づく現行指針は培養を最大14日間に限定し、動物の子宮に戻すことを禁じている。当時はこの胚の成長の制御が難しかったが、技術が進んだことなどから、調査会は13年に条件を満たせば動物の子宮に戻すことを容認する見解を示し、文科省が5年かけて条件などを検…

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