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南光の「偏愛」コレクション

若冲ブーム先駆け 細見美術館・細見良行館長の巻

細見美術館内のカフェに立つ桂南光さん(左)と細見良行館長=京都市左京区で

 近年ブームが続く伊藤若冲(じゃくちゅう)や江戸琳派など、日本美術の名品を多く所蔵する細見美術館(京都市左京区)は今年、開館20周年。アートを愛する桂南光さんお気に入りの場所で、コレクションのみならず、空間そのものにも魅力を感じていると言います。大阪の実業家だった祖父に始まる3代のコレクションを美術館に結実させた細見良行館長に、ブーム以前から地道に日本美術に光を当て続けたこだわりを聞くべく、初秋の京都を訪ねました。【山田夢留、写真・川平愛】

 この日は、「描かれた『わらい』と『こわい』展」と題し、春画と妖怪画を併せて紹介するユニークな企画展の初日。一昨年、東京・永青文庫と共に春画展を開催し、大反響を呼んだ細見美術館にとっては、2度目の春画展示だ。「春画にはだいたい面白い文章が書き添えてあってね、当時はみんな笑いながら見たんですよ」。館長自ら、南光さんを案内してくれた。

 展示室は1階から地下2階まで。鑑賞を終えて吹き抜けの空間に出ると、そこには開放感あふれるカフェがある。「初めて寄せてもらった時、このカフェええなあ、と思てね。隠れ家みたいで、すごい気が休まるんですよ」と南光さん。開館当時、まだ国内では珍しかった美術館カフェや充実したミュージアムショップを備えたのは、細見さんのこだわりからだった。

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