東証

先行き不安、乱高下 一時2万1000円割れ

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 26日の東京株式市場は、売りと買いが交錯する荒い値動きとなった。日経平均株価は約500円の値幅で乱高下し、一時約7カ月ぶりとなる2万1000円を割り込み、前日終値比84円13銭安の2万1184円60銭で取引を終えた。金融市場は、世界経済の先行き不安を背景に不安定な状況が続いている。

決算、期待外れ

 朝方の日経平均は、25日の米ニューヨーク市場でダウ工業株30種平均が400ドル高となったことを好感し、前日終値比172円高で取引を開始した。だが、米市場の取引終了後に公表された米通販大手アマゾン・コムや米グーグルの持ち株会社の業績が市場予想を下回ったことが重しとなり、上げ幅は徐々に縮小。貿易摩擦で米国と対立する中国の上海総合指数がさえないことも嫌気され、日経平均は午後0時半過ぎに300円近くも値を下げた。その後は買い戻す動きも出て、もみあいのまま取引を終えた。

 前日の大幅な米国株反発にもかかわらず日経平均株価が続落した背景には、世界経済の先行き不透明感の根強さがある。米中貿易摩擦に加え、記者殺害を巡るサウジアラビアと欧米諸国との対立など、国際情勢の不安要素が増えている。さらに、9月の株高局面を支えてきた企業業績への期待感も、本格化しつつある業績発表で「ろくなものが出てこない」(市場関係者)状況で、国内株の売りに拍車がかかっている。

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